2014年10月6日月曜日

若宮翔子さん,王元元さんの博士論文が情報処理学会の研究会推薦博士論文に (2014年7月22日)

若宮翔子さん・王元元さんの学位論文が情報処理学会の研究会推薦博士論文に
(2014年7月22日)


研究科博士後期課程修了の若宮翔子さん(2013年9月修了),王元元さん (2014年3月修了)の博士論文が,情報処理学会コンピュータサイエンス領域データベースシステム研究会から優れた博士論文として推薦され,学会誌・学会Webサイトで紹介されました.「研究会推薦博士論文速報」は,情報処理の各研究分野をカバーする約40研究会の主査の推薦により,優れた博士論文の研究成果を紹介するものです.
http://www.ipsj.or.jp/magazine/hakase/


A Study on Structural and Semantic Analysis for Presentation Content Management
(邦訳:プレゼンテーションコンテンツ管理のための構造・意味分析に関する研究)
王 元元 京都産業大学コンピュータ理工学部 研究員
(推薦文)
本研究はプレゼンテーションコンテンツを対象とし,ユーザのコンテンツ理解の観点から,大量のプレゼンテーションコンテンツの自動組織化と利活用を促進するための技術について論じている.e-ラーニング支援技術やコンテンツの構造・意味分析は先駆的な研究分野であり,今後ますます重要になるものと期待される.
http://www.ipsj.or.jp/magazine/hakase/DBS01.html


A Study on Analysis and Utilization of Crowd-sourced Spatio-temporal Contexts from Social Media
(邦訳:ソーシャルメディアからの群衆ベースの時空間コンテキストの分析と活用に関する研究) 
若宮 翔子 京都産業大学コンピュータ理工学部 研究員
(推薦文)
本論文は,大量に蓄積・伝達されているさまざまなユーザ生成コンテンツ(CGM)を適切に分析し,効率的かつ有効的な活用方法についての先進的な技術について論じている.特に,メディアコンテンツから抽出されたデータによる社会状況の分析は,新たな研究対象に対する取り組みであり,大きな将来性を持つ研究と期待される.
http://www.ipsj.or.jp/magazine/hakase/DBS02.html